2016年「灯人の集い」 mushimegane books.さんの展示におうかがいしました。
毎年、雨と縁のある灯人の集いですが、今年は2日間ともに快晴。
mushimegane books.さんのブースは、会期時間前からお客様が集まり 関東など遠方からもmushimegane books.さんの作品を購入しに来られていました。
今回のためにたくさん新作を作ったとのことで mushimegane books.さんの生み出す色や形の世界観に引き込まれました。
ブース中央に設置したお皿コーナーは、人気の色からすぐ無くなっていきました。
食卓に置くイメージをしながらか、1時間以上も悩み、
最終的には大きなボウルを2個買われた素敵なお客様を私はこっそり見ていました。
『きっと末永く大切にそのうつわをお使いになるのだろうなぁ』
と ほっこりしたものです。
平皿のほかにも、mushimegane books.さんは花器やコンポートもおもしろい。
新作のえらく長い片口ボウルもラケットみたいに振り回したくなります。
mushimegane books.さんのまわりには、いつも人が集まります。 彼女に会えばその理由がすぐわかります。
人気シリーズを再販することに目を向けず、 ただまっすぐ作陶し、新作を発表し続けるmushimegane books.さん。 決して技巧を表に出さず、フォルムのあたたかさを大切にされているように思います。
彼女が持つ感覚や素敵な手。 作品をさわると幸せを感じるのです。
2日間、おジャマしました!
当サイトお取扱い作品→ mushimegane books.
photo by On apartments.